「モルディブでマンタと泳げる」という話を聞いたことがある方は多いと思います。でも、73匹のマンタに囲まれるという体験を想像できますか?
これはホテルが演出した体験ではありません。フォーシーズンズランダーギラーヴァルがあるバア環礁という土地が持つ、本物の力です。今回は、私が実際にハニファルベイでマンタと泳いだ体験を、正直にお伝えします。
ハニファルベイとはどんな場所か
モルディブの中でも、バア環礁は特別なエリアです。環礁全体がユネスコ生物圏保護地域に登録されており、世界自然遺産に匹敵するほど豊かな生態系が守られています。
その中にあるハニファルベイは、世界でも唯一無二のマンタスポット。毎年6月〜11月頃、南西モンスーンによって湾内に大量のプランクトンが流れ込み、それを求めてモルディブ全域からマンタが集結します。
生態系保護のため、現在はシュノーケルのみ入域が許可されており、専属ガイド同伴・時間制限ありという厳格なルールのもとで管理されています。この場所だからこそ、マンタが守られている。フォーシーズンズランダーギラーヴァルはそのバア環礁に位置しており、ハニファルベイへのアクセスが最高の立地にあります。
マンタとの出会い|73匹の衝撃
海に入った瞬間、視界に飛び込んできたのは——マンタ、マンタ、マンタ。

正直に言います。最初は怖かったです。体の大きさが人間をはるかに超えるマンタが、73匹も目の前を泳いでいる。圧倒的な存在感に、思わず体が固まりました。
でも少し経つと、気づいたことがあります。彼らは、私たちのことを全く気にしていない。プランクトンに夢中で、大きな口をあんぐりと開けたまま、ぐるぐると回遊しているだけ。これは「サイクロン・フィーディング」と呼ばれる行動で、プランクトンが豊富なときにマンタが群れで渦を巻くように泳ぐ捕食行動です。水中が濁っているのは、プランクトンがたくさんいるからなのです。そう、この日は大量のプランクトンが発生してその結果、マンタが73匹も集まったということ。
恐怖が消えたら、今度は可愛く見えてきました。一生懸命口を開けてぐるぐる回っている姿は、まるで夢中になって給食を食べている子どもみたいで。ツアーに参加したみんなで、水面でぷかぷか浮かびながら、その光景に見入っていました。
これはホテルが作った演出ではありません。土地が持つ、本物の力です。


フォーシーズンズランダーギラーヴァルだからできる体験
この体験ができる背景には、フォーシーズンズランダーギラーヴァルの海洋保護への本気の取り組みがあります。リゾート内には海洋研究センターがあり、マンタレイの保護研究、サンゴ再生プログラムなど、単なるラグジュアリーリゾートの枠を超えた活動を続けています。
「自然の中で贅沢に過ごす」のではなく、「自然に敬意を持って滞在する」という姿勢がリゾート全体に流れています。だからこそ、ハニファルベイでのマンタ体験が、単なるアクティビティではなく、忘れられない体験になるのだと思います。
マンタ体験の注意点・持ち物
- シーズンは6月〜11月頃。ベストは7〜9月の満月・新月前後
- シュノーケルのみ。ダイビングは禁止です
- マンタに触れることは禁止。ルールを守って体験しましょう
- プランクトンが多い時期は透明度が低め。澄んだ青い海を期待していくと少し違うかもしれません
- 泳力に自信がない方も大丈夫。マンタは水面近くを泳ぐので、ライフジャケットを着ければ初心者でも体験できます
- ウェットスーツ・フィン・マスクの準備はホテルで借りて持っていくのを忘れずに
- 酔い止めもあったほうがベター
まとめ
73匹のマンタに囲まれたあの時間は、言葉では伝えきれません。怖くて、感動して、最後には笑えてくる。そんな感情の振れ幅を経験できる場所が、ハニファルベイです。
フォーシーズンズランダーギラーヴァルに泊まるなら、ぜひシーズンに合わせて訪れてみてください。これは、一生忘れられない体験になるはずです。



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